
寒くなると思い出すのが、アンコウですね。お隣の県の下関港が水揚げ日本一だそうです。骨以外はすべて食べられ、特に皮のゼラチン質はプリプリして美味しい。コラーゲンが多く含まれており、ビタミンCの多い野菜と一緒に食べると美容や老化防止にいいそうですよ。

磯の香りが強く、歯ごたえが良く刺身でたべると大変おいしい。身が赤いのは人間の血液と同じヘモグロビンが含まれており、これが鉄分と結びついて赤く見えるとのことです。鉄分や亜鉛も豊富に含んでいます。

シロサバフグのから揚げ。このふぐはちいさいけれどしっかりとふぐ。鶏のムネ肉を思わせる締まった身がぷりっと旨い。
からっと揚げて、あつあつのうちにポン酢と薬味でどうぞ。

海水温が低い1月から3月に水質の良い水域や外海で獲れるボラを寒ボラと呼びます。この時期のボラは脂がのっており、身は歯ごたえのある白身で、あまみがあって大変おいしい。新鮮な物を洗いや刺身でどうぞ。薄切りにしてしゃぶしゃぶで食べてもおいしい。

コリコリした弾力のある歯ごたえと磯の香りがたまりません。ナマコは肌を若々しく保つコラーゲンやコンドロイチンも含まれているそうです。

お隣の島根県の浜田市から送られてくるノドグロは全国区の高級魚。その白身は絶品で脂のノリは大トロ並みと言われています。おもに一夜干や煮つけで食べます。のどぐろの煮つけの煮汁は、しみ出したノドグロの旨味がタップリで冷やして煮こごりで食べるとこれがまた絶品の味です。

夏はあまり美味しくないといわれ、冬場に美味しくなることから寒鯛と呼ばれます。刺身、煮物、から揚げなどで食べますが、あら炊きで食べると頭はゼラチン質で皮もうまみがあって大変おいしい。

酢がき、殻蒸し、鍋物…。潮の流れ、川から運び込まれる植物プランクトンの豊富さなど、恵まれた環境のなかで育つ広島のかきは、大粒で美味しいと評判をいただいています。血圧の上昇を抑制するタウリンも豊富に含んでおります。広島ならではの新鮮なかきをぜひご賞味ください。

肝が大きく発達するこの時期。薄づくりの刺身も良いですが、フグに似た味と骨離れのよい肉質は煮付けや魚すきで食べても、たいへん美味しい。広島ならではの味をご堪能ください。

体長10~20cm。タマガンゾウヒラメの別名がでびらです。この時期、寒風にさらして作るでびらは瀬戸内の冬の風物詩です。さっと炙ってそのまま召し上がれます。七味醤油などお好みの味を添えてもおいしい。

胸鰭の下数条が昆虫の足のように発達しており、これを脚のように動かして海底を歩くことができる。
旬は冬から春。淡白な白身は歯ごたえがあり、おいしい。おもに煮付けや塩焼きで食べるが刺身にすると透明感のある白身で、甘み旨味があって美味しい。

秋から冬にかけてとれるサバは脂がのり、味が絶妙。鮮度の良いものを、お刺身やしめ鯖で。魚好きにとっては、秋は待ち遠しい季節です。頭の働きを良くするDHAもたっぷり含んでおり、 美容と健康にもいいと注目されています。この優れもののさばを、ぜひ味わっていただきたいと思います。